特別授業「伝統紋様の現代化プロジェクト」が西日本新聞で紹介されました 【2024.1/25】
博多織デベロップメントカレッジでは、今年度「伝統紋様の現代化プロジェクト(Modernization of Traditional Patterns)」と題した特別授業を開講しています。
担当講師は国際的な賞を数多く受賞しているプロダクトデザイナーの富田一彦先生です。
2023年11月から開講したこの授業では、「自分の好きな花を用いた紋様をピックアップし、そこから何を抽出するか」をテーマに、身の回りの素材から何を模倣し、いかに再構成してオリジナル化していくかを追求する手法について学んでいます。
4回目の授業では、紋様の配置を花瓶の上で具現化していく試みについて、学びを進めていました。
この授業の様子が、西日本新聞に掲載されました。
西日本新聞朝刊(2024年1月25日付)
博多織の未来担う若者、世界に通じるデザイン学ぶ 福岡市拠点のデザイナー、富田一彦さんが授業
(記事内写真HPリンク)オリジナル作品の紹介を通してデザインの大切さを説明する富田一彦さん
https://www.nishinippon.co.jp/image/750597/
富田先生は長崎市のご出身です。長崎県立長崎東高等学校を経て、千葉大学工学部工業意匠学科卒業後、イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA、王立美術大学院)へ留学されました。イタリアCOVO社、Bond Factory社等でプロデューサー及びプロダクトデザイナーを歴任するなど、イタリアで20年以上デザインについて研究されています。
【富田先生のホームページ】
博多織デベロップメントカレッジでは、「伝統」に縛られない自由な発想で、世界に羽ばたける博多織の作家や新時代の職人、博多織を活かした工芸プロデューサーとして活躍していくのに必要な能力を育成していきます。
NPO法人博多織デベロップメントカレッジ
2024年1月25日掲載
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