第26回博多つくりべデザインコンクール製織作品を贈呈しました 【2026.6/22】
第26回博多つくりべデザインコンクールでは、606点の応募作品の中から、池末愛呼さん(九州産業大学付属九州高等学校)制作の「日本の花」が最優秀賞(福岡県知事賞)に選ばれました。
博多織デベロップメントカレッジでは、この「日本の花」の図案を題材に、「意匠Ⅰ」(是永健二先生)の授業において、佐賀錦(さがにしき)の意匠データ作成を行いました。
佐賀錦の製織には、工房3階に設置している「600口ジャカード織機」を用いました。
佐賀錦の特徴は経糸に金色の箔を使用することであり、多色の緯糸による柄の表現が可能です。
図案の下部に博多織デベロップメントカレッジの文字・ロゴ表示をするためのデザイン作業も行いました。
意匠CADのほか、スマホアプリ等も用いて、限られた解像度の中で如何に表現するか検討を重ねました。
通常は経糸で織り出される「献上柄」(華皿・独鈷)ですが、今回は佐賀錦用に緯糸で表現することにチャレンジしました。
特に佐賀錦の特徴である菱形の地紋の傾き具合とのバランスを整えながら、佐賀錦で表す「献上柄」が作られていきました。
途中段階の意匠データを用いて試し織りをし、織り出しの形状を入念に確認し修正を重ねました。
完成した意匠データを基に、9色の緯糸を使用し製織を行いました。
そして、2026年6月22日に、福岡県知事賞を受賞された池末さんに、この製織作品が贈呈されました。おめでとうございます。
NPO法人博多織デベロップメントカレッジ
2026年6月25日掲載
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